GitHub Actionsの設定ファイルでsetup-rubyを使う時に、 以下のように`ruby-version`のところで`.ruby-version`と指定すると、 [GitHubレポジトリからチェックアウトされたプロジェクトの中にある .ruby-versionという名前のファイルで指定されているrubyのバージョンが GitHub Actionsのsetup-rubyで使われます](https://github.com/ruby/setup-ruby?tab=readme-ov-file#supported-version-syntax)。 ```yaml - name: Set up Ruby uses: ruby/setup-ruby@v1 with: ruby-version: .ruby-version bundler-cache: true ``` jobsが複数あって、同じバージョンで複数回setup-rubyをしているときなどには、バージョン記述の重複がなくなって有用だと思います。 ### (参考) この指定方法は、[railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定](https://github.com/rails/rails/blob/main/railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/github/ci.yml.tt)で利用されています。