setup-rubyにおける.ruby-versionを用いたバージョン指定 1977 views Post @wakairo 27 Sep, 2024 03:25 +00:00 Last edited 27 Sep, 2024 03:26 +00:00 GitHub Actionsの設定ファイルでsetup-rubyを使う時に、 以下のようにruby-versionのところで.ruby-versionと指定すると、 GitHubレポジトリからチェックアウトされたプロジェクトの中にある .ruby-versionという名前のファイルで指定されているrubyのバージョンが GitHub Actionsのsetup-rubyで使われます。 - name: Set up Ruby uses: ruby/setup-ruby@v1 with: ruby-version: .ruby-version bundler-cache: true jobsが複数あって、同じバージョンで複数回setup-rubyをしているときなどには、バージョン記述の重複がなくなって有用だと思います。 (参考) この指定方法は、railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定で利用されています。 Takuma @takuma_tech 20 hours18 Dec, 2025 11:14 +00:00 setup-rubyのREADMEに以下の記述がありますので、 ruby-version:を設定ファイルにあえて書かないことで、.ruby-versionに設定することも可能です。 If the ruby-version input is not specified, .ruby-version is tried first, followed by .tool-versions, followed by mise.toml 設定ファイルをできるだけ簡潔にしたいなら書かない選択もありですし、逆に分かりやすさを重視するなら明示的に書くのも一案です。どちらを取るかは悩ましいところですね。 @wakairo 2 hours19 Dec, 2025 05:37 +00:00 ruby-version:が無いときのデフォルト動作では、まず.ruby-versionを読みに行くのですね。知りませんでした。 ちなみに少し調べてみたら、2020年のv1.3.0のときから既にそういう仕様のようですね。 それから、railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定も現在はruby-version:を省略するようになっていますね。 Write Preview How to write in Markdown
@wakairo 27 Sep, 2024 03:25 +00:00 Last edited 27 Sep, 2024 03:26 +00:00 GitHub Actionsの設定ファイルでsetup-rubyを使う時に、 以下のようにruby-versionのところで.ruby-versionと指定すると、 GitHubレポジトリからチェックアウトされたプロジェクトの中にある .ruby-versionという名前のファイルで指定されているrubyのバージョンが GitHub Actionsのsetup-rubyで使われます。 - name: Set up Ruby uses: ruby/setup-ruby@v1 with: ruby-version: .ruby-version bundler-cache: true jobsが複数あって、同じバージョンで複数回setup-rubyをしているときなどには、バージョン記述の重複がなくなって有用だと思います。 (参考) この指定方法は、railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定で利用されています。
Takuma @takuma_tech 20 hours18 Dec, 2025 11:14 +00:00 setup-rubyのREADMEに以下の記述がありますので、 ruby-version:を設定ファイルにあえて書かないことで、.ruby-versionに設定することも可能です。 If the ruby-version input is not specified, .ruby-version is tried first, followed by .tool-versions, followed by mise.toml 設定ファイルをできるだけ簡潔にしたいなら書かない選択もありですし、逆に分かりやすさを重視するなら明示的に書くのも一案です。どちらを取るかは悩ましいところですね。
@wakairo 2 hours19 Dec, 2025 05:37 +00:00 ruby-version:が無いときのデフォルト動作では、まず.ruby-versionを読みに行くのですね。知りませんでした。 ちなみに少し調べてみたら、2020年のv1.3.0のときから既にそういう仕様のようですね。 それから、railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定も現在はruby-version:を省略するようになっていますね。
GitHub Actionsの設定ファイルでsetup-rubyを使う時に、 以下のように
ruby-versionのところで.ruby-versionと指定すると、 GitHubレポジトリからチェックアウトされたプロジェクトの中にある .ruby-versionという名前のファイルで指定されているrubyのバージョンが GitHub Actionsのsetup-rubyで使われます。jobsが複数あって、同じバージョンで複数回setup-rubyをしているときなどには、バージョン記述の重複がなくなって有用だと思います。
(参考)
この指定方法は、railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定で利用されています。
setup-rubyのREADMEに以下の記述がありますので、
ruby-version:を設定ファイルにあえて書かないことで、.ruby-versionに設定することも可能です。設定ファイルをできるだけ簡潔にしたいなら書かない選択もありですし、逆に分かりやすさを重視するなら明示的に書くのも一案です。どちらを取るかは悩ましいところですね。
ruby-version:が無いときのデフォルト動作では、まず.ruby-versionを読みに行くのですね。知りませんでした。ちなみに少し調べてみたら、2020年のv1.3.0のときから既にそういう仕様のようですね。
それから、railsの新規アプリのGitHub Actionsの設定も現在は
ruby-version:を省略するようになっていますね。