activerecord
Databases on Rails.
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ActiveRecord::Rollbackで例外を伝播させずにロールバック後の処理を継続する
Active RecordのTransactionブロック内で例外が投げられた場合、ActiveRecord::Rollback以外の例外はロールバックの後に再度投げられます。
したがって、処理失敗で例外を投げるメソッド(save!等)を使えば、基本的にその例外はロールバックの後Transactionブロックの外へ伝播します。
これをキャッチしなければ、RailsはHTTPのエラーレスポンスをブラウザ等のクライアントに返します。
つまり、「処理に失敗したら、ロールバックして、あとの処理は切り上げて、エラーレスポンスを返す」という挙動は簡単に実装できます。
一方で、「ロールバック後に例外を出さずに処理を継続する」場合には、ActiveRecord::Rollbackを活用できます。 以下は、Transactionの成否でリダイレクト先を変えるコード例です。
completed = false
ActiveRecord::Base.transaction do
unless obj1.save && obj2.save
raise ActiveRecord::Rollback
end
completed = true
end
if completed
redirect_to completed_path
else
redirect_to uncompleted_path
end
activerecordでは、firstを使った方が実装とSQLが揃って可読性が上がる
こちらの記事によると、activerecordでlastを使った場合、指定したorderを逆にして"LIMIT 1"とするSQLが発行されるそうです。
一方で、firstを使った場合、指定したorderはそのままで"LIMIT 1"とするSQLとなるので、railsのコードとSQLの対応関係が分かりやすくなります。
したがって、lastよりもfirstを使った方が実装とSQLが揃って可読性が上がるということがこの記事で主張されていました。 ご参考まで。
unscopeはscope系以外の条件も外す
RailsのActive Recordには、scopeやdefault_scopeという機能があり、SQLクエリの条件を指定してあらかじめ付けておくことが可能です。
unscopeやunscopedは、これらのscope系で付けた条件を外すことが出来ます。
ただ、注意点として、scope系以外で付けた条件も外してしまいます。
以下に例を示します。
irb(main):001:0> puts User.where(id: 1).all.to_sql
SELECT "users".* FROM "users" WHERE "users"."id" = 1
=> nil
irb(main):002:0> puts User.where(id: 1).unscope(:where).all.to_sql
SELECT "users".* FROM "users"
=> nil
irb(main):003:0> puts User.where(id: 1).unscoped.all.to_sql
SELECT "users".* FROM "users"
=> nil
unscopeやunscopedが、直前のwhere句で指定した条件を外していることが確認できます。
確認した環境
- Rails 7.0.4
Railsガイドを一読しただけでは、 add_foreign_keyとadd_referenceが、それぞれどのようなもので、どう違うのかがいまいちよく分かりませんでした。 そこで、add_foreign_keyとadd_referenceによって
db/schema.rbがどのように変化するかを基に、 それぞれの機能について確認してみました。add_foreign_key
add_foreign_keyは外部キー制約の追加だけを行います。よって、カラムやインデックスの追加は行いません。
外部キー制約とは、子テーブルが参照している親のIDが親テーブルに存在することをデータベースレベルで保証する制約です。
例えば、以下の記述をマイグレーションファイルに行ったとします。
すると以下の記述が
db/schema.rbに追加されます。この記述は、products(子テーブル)のuser_idカラムに登場するIDが、users(親テーブル)のidカラムに必ず存在するように制約をかけています。
add_reference
add_referenceは、テーブル間の関連付けに関する複数の設定を一度に行える便利メソッドです。
add_referenceの基本機能は、カラムとインデックスの追加です。 例えば、以下の記述をマイグレーションファイルに行ったとします。
すると以下のように、users(親テーブル)に関連付ける2つの記述、具体的にはuser_idのカラムとインデックスをproducts(子テーブル)に追加する2つの記述が、
db/schema.rbに追加されます。またadd_referenceは、
foreign_key:trueオプションを追加することで、前述の2つに加えて外部キー制約も同時に設定できます。 例えば、以下の記述をマイグレーションファイルに行ったとします。すると以下のように、前述の2つの記述に加えて、add_foreign_keyの記述が
db/schema.rbに追加されます。(参考)add_referenceとt.referencesの機能は基本的に同じ
add_referenceとcreate_tableのブロックの中で呼び出すt.referencesは基本的に同じ機能を提供します(オプション以外の引数の部分で違いはありますが。) 実際にt.referencesへ渡せるオプションはadd_referenceと同じです。 また、t.referencesの実装とadd_referenceの実装のどちらも
ReferenceDefinition.newを内部で呼ぶ形になっています(v8.1.2で確認)。