# Raise exceptions for disallowed deprecations.config.active_support.disallowed_deprecation=:raise# Tell Active Support which deprecation messages to disallow.config.active_support.disallowed_deprecation_warnings=[]
jobs:lint:runs-on:ubuntu-latesttimeout-minutes:10steps:-name:Checkout codeuses:actions/checkout@v4-name:Set up Rubyuses:ruby/setup-ruby@v1with:ruby-version:.ruby-versionbundler-cache:true-name:Lint code for consistent stylerun:bin/rubocop -f github
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
Rails 8.0におけるpublic_file_server.headersの設定の変更
rails newで生成されるconfig/environments/test.rbと同development.rbにおいて、 このプルリクエストのマージによって、config.public_file_server.headersのキーが以下のように小文字になりました。変更された理由はRack 3への対応のためですので、既存アプリでも設定を変更するのが良さそうです。
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
Rails 8.0におけるdeprecation関連の設定の削除
rails newで生成されるconfig/environments/test.rbと同development.rbにおいて、 7.2以前は以下の設定用コードが存在していましたが、 このプルリクエストのマージによって削除されました。削除された理由は、当該プルリクエストによると、アプリが新規生成された直後は非推奨の問題と無縁であるということからのようです。 ですので、非推奨の問題が出てくる可能性のある既存アプリにおいては適切な設定をしたままにしておくのが良さそうです。
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
Rails 8.0ではfilter_parametersに:cvvと:cvcが追加された
rails newで生成されるconfig/initializers/filter_parameter_logging.rbにおいて、 Rails 8.0でconfig.filter_parametersに:cvvと:cvcが追加されました。 この追加に関するプルリクエストはこちらです。セキュリティの観点からは、確かにクレジットカードのCVCとCVVをフィルタすることは適切であるように思いますので、既存アプリにおいても:cvvと:cvcを追加すると良さそうです。
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
Rails 8.0への移行におけるActive Storageのmigration
bin/rails app:updateコマンドを実行すると以下の3つのファイルがdb/migrate/に作成されることがありますが、Active Storageをまだ使用したことがないアプリケーションでは、 これら3つのファイルは単純に削除してしまっても良いはずです。
詳しくは、「Rails 7.1への移行におけるActive Storageのmigration」のコメントをご覧ください。
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
不要であればアイコン画像の削除
bin/rails app:updateコマンドを実行すると以下の2つのアイコン画像ファイルがpublic/に作成されますが、これら2つのファイルは、
rails newで生成される新規railsアプリ用のファイルであるため、既存アプリでは単純に削除してしまい、 従来通りのアイコン画像とアイコン設定(faviconやapple-touch-icon)を用いれば大丈夫です。 (もちろん、既存アプリにおいてアイコン設定が適切に行われている場合の話です。)より詳細な情報はrails 7.2への移行におけるアイコン画像のコメントをご覧ください。
rails 7.2からrails 8.0への移行(アップデート、アップグレード)で必要な作業
基本的にはRailsガイドの手順に従えば良いと思います。
ガイドの手順にもありますが、ぜひ
bin/rails app:updateコマンドを活用しましょう。rails 8.0への移行で対応が必要そうな個別の作業について、以下のコメントでそれぞれ取り上げますので、ご参考になれば幸いです。
既存のRailsアプリへのBrakemanの導入
bundle binstubs brakemanを用いるやり方に更新しました。rails 7.2で追加されたGitHubワークフローの設定ファイルci.ymlの内容について
rails 7.2では、新規アプリに対してデフォルトでGitHubワークフローの設定ファイルであるci.ymlが生成されるようになりました。そこで、このci.ymlの内容について簡単に解説します。
なお、ci.ymlの最新のテンプレートはこちらでご覧になれます。
scan_ruby
bin/brakemanコマンドを実行するジョブです。 Railsの一般的なセキュリティ脆弱性がないかどうかチェックします。scan_js
bin/importmap auditコマンドを実行するジョブです。 利用しているJavaScriptパッケージにセキュリティ上の脆弱性がないかどうかチェックします。lint
bin/rubocopコマンドを実行するジョブです。 Rubyの静的コード解析を行い設定されているルールに準拠しているかどうかチェックします。test
bin/rails testコマンドを実行するジョブです。なお、skip_system_testオプションが無効であれば、システムテストも実行します。既存のRailsアプリへのDev Containerの導入
Rails 7.2においてDev Container設定を生成する機能が追加されました。 例えば既存アプリでは、以下のコマンドで既存アプリ用のDev Container設定を生成できるようになりました。
生成した設定は、Visual Studio Codeで利用でき、Dev Containerを利用した既存アプリの開発が可能となります。 必要となるソフトウェアのインストール等、Dev Containerでの開発を開始するための手順についてはDev Containerでの開発ガイドが参考になります。
なお、Visual Studio Code以外のエディタでもDev Containerで開発できるようにするべくDev Container CLIというツールの開発が進んでいますが、2024年12月現在では、ポートフォワーディングに対応していないなど、今のところはまだまだ開発途中のツールであり、実開発に投入するにはまだ早い段階である印象です。
既存のRailsアプリへのRuboCopの導入
Rails 7.2からRuboCopが新規アプリケーションでデフォルトで有効になりました。 このTopicでは、7.1以前で作成した既存RailsアプリにRuboCopを後から導入して、RuboCopに関して7.2の新規アプリ相当の状態にセットアップする方法をご紹介します。
RuboCop (Omakase Ruby styling for Rails) のインストール
基本的にはrubocop-rails-omakaseの公式ドキュメントのインストール手順に従います。
まず以下のように、Gemfileの
group :development, :testのところにrubocop-rails-omakaseを追加します。次に
bundle installを実行して、RuboCop等をインストールします。さらに、必須ではありませんが、
bin/rubocopでRuboCopを実行できるように、以下のコマンドを実行します。最後に
.rubocop.ymlという名前でファイルを作成し、以下の内容を記述します。以上でRuboCop (Omakase Ruby styling for Rails) のセットアップが出来ました。
ローカル環境でのbin/rubocopの実行とその結果に対する対応の進め方
以下のコマンドでbin/rubocopを実行でき、omakaseのチェックを行えます。
このチェックでの指摘事項が多かった場合、以下のオプションを付けて実行することで、 無視設定を記述した
.rubocop_todo.ymlというファイルが作成され、.rubocop.ymlにもこの無視ファイルを参照する設定が追加されますので、 とりあえず全ての指摘事項を無視するように設定が出来ます。設定が出来たら、
bin/rubocopを実行して、とりあえず指摘事項の数が0となることを確認します。1つずつ指摘事項へ対応
ここから先は、以下の手順を繰り返します。
.rubocop_todo.ymlから1項目を削除bin/rubocopを実行して指摘内容を確認して対応bin/rubocop -aもしくはbin/rubocop -Aを実行して自動修正できるものは自動修正し、その修正内容で問題ないことを確認-aは安全なもののみ、-Aは安全で無いものも含めて自動修正を行います。.rubocop.ymlにてExclude:を用いて設定# rubocop:disable等を用いて設定.rubocop.ymlにてEnabled: falseの記述を用いて規則を無効にする1項目ずつ対応を進め、
.rubocop_todo.ymlの中身が無くなったら、.rubocop_todo.ymlを削除すると共に、.rubocop.yml内で.rubocop_todo.ymlを参照している設定を削除します。ここまで終わればRuboCopの諸規則への対応は完了となります。お疲れ様でした。GitHubワークフロー(CI)でのrubocopの実行
.github/workflows/ci.ymlに相当するファイルがなければ作成します。 この.ymlファイルを編集して、以下のようにjobsの下にlintジョブを追加します。
注意点
timeout-minutes:の設定は、実行時間に対して十分余裕を持たせて下さい。ruby-version: .ruby-versionという設定は、プロジェクトルートにある.ruby-versionという名前のファイルで指定されているrubyのバージョンという意味になります。この設定について詳しくはこちらのTopicをご覧下さい。-f githubオプションは、出力フォーマットをGitHub Actionsに適したものにするオプションです。公式情報